JR福知山線 脱線事故

今回の事故を巡る話の中から心に響いたもの。NHKニュースから。 ■この事故で亡くなった兵庫県西宮市の濱端諒介さん(19)は、近畿大学経営学部の2回生で大学に向かう途中で事故に遭いました。 事故から1週間がたち、濱端さんの自宅には財布やカバンなど…

吉川幸次郎、三好達治「新唐詩選」

漢詩の入門書として手元に置いておく意味で買いました。古い本ですが和訳も読みやすく、一部英訳も載っていて満足度は高いと思います。

マウスの基本的使い方

PC

Firefoxでのマウスの基本的使い方を勉強しました。 Shift+左クリックでリンクを新しいウィンドウに開く Ctrl+左クリックでリンクを新しいタブ(Background)に開く Ctrl+Shift+左クリックでリンクを新しいタブ(Foreground)に開く キーボードを使った操作も…

福井晴敏「川の深さは」

組織(警察であったり自衛隊であったり)の中で苦悩する個人を描いている冒険小説とでも言うのでしょうか。この小説では最近の動静を取り込みつつも、やはり読みどころは人間ドラマにあります。その当事者にバカにされないように特殊な舞台をリアリティを持…

井波律子「故事成句でたどる楽しい中国史」

本屋で中国の歴史物をあれこれ物色していたところこの本が目にとまったので読んでみました。ジュニア新書とありますがなかなかどうして読み応えがあります。後半は駆け足気味(といっても唐の時代ぐらいから)ですが、これは作者も書いているように時代が下…

吉川英治「三国志」

吉川英治の作品では「宮本武蔵」を読んだことがありましたが、今回とうとう「三国志」を読み終わりました。古代中国・三国時代のおよそ50年間の話ですが、次々と展開する挿話の数々を読むと、これが100年にも満たない期間に起きたこととはとても思えま…

石は投げた人に向かう

今日の日経新聞一面に掲載されている田勢康弘氏のコラムの表題です。新聞記事にありがちな大所高所からの物言いではなく、一般人の常識的な気持ちが率直に書かれています。大半の日本人は書かれている内容に共感を感じるのではないでしょうか。一読をおすす…

新田次郎「アラスカ物語」

主人公の晩年の境遇に悲しさは感じますが、なんと数奇な人生。日本の歴史には登場しない人物だけに知名度は高くはないと思いますが、偉人と呼ぶにふさわしいと思います。それにしても伝記物ははまると止まりませんね。

新田次郎「栄光の岩壁」

栄光の岩壁(上) (新潮文庫) 栄光の岩壁(下) (新潮文庫) 最近、新田次郎を立て続けに読んでます。実在人物をモデルにした小説ですが、いろいろな脇役(架空の人物もいると思う)を登場させることで読むのを飽きさせません。単なる伝記ではもっと味気ないも…

新田次郎「孤高の人」

孤高の人(上) (新潮文庫) 孤高の人(下) (新潮文庫) 期待に違わずすばらしい本でした。主人公の加藤文太郎もこれほど立派に描かれると面はゆいのでは。

真保裕一「奇跡の人」

結末の場面にいたって、やっぱり読んだことがあったなと気づきました。この本がミステリーの範疇に入るかどうかは分かりませんが、ミステリーの中には時間がたって忘れた頃に読むとまた楽しめる本が多い気がします。主人公のストーカー的行動が読者に嫌悪感…

新田次郎「八甲田山死の彷徨」

一気読みした本は久しぶりです。というわけでISBN画像も大きく。今まで新田次郎さんの本を読んでなかったのは不覚でした。こうした小説をノンフィクションとは言わないのかもしれませんが、臨場感あふれる描写がこの事件を余すところなく伝えてくれます。長…

キーボード

PC

Scythe社の楽らくキーボード(SCKB01-WH)を購入。日本語キーボードなんですがテンキー周りが特徴的です。実際はキータッチが気に入ったというのが購入の理由なのですが(値段が決め手という話もある)。とりあえずインターネットで見つけた紹介記事をのっけ…

困ったときの対処

PC

最近フリーのソフトにはまり気味です。Firefox、ThunderbirdにCopernicDesktopSearchなんかも入れてしまいました。さらに、できればバージョンの新しいのを導入したくなるのが人のサガということで英語版などにも挑戦することに。こういうときに困るのがトラ…

テーマを変えてみる

PC

気分転換にデザインのテーマを変えてみました。ちなみにWall1です(ヘッダの色は白)。テーマによってフッタの文字が左寄せになったり中央寄せになったりしますね。いろいろいじってみます。

ソニーの人事

ソニー初の外国人の会長就任が話題になってますけど、それ以上に久多良木氏の取締役退任の方がインパクトがあると思います。ゲーム事業には引き続き関わるみたいですが、肩書きがグループ役員とは。半導体や他のエレクトロニクス事業から外されるとなると発…

Firefoxにダウンロード支援ソフトを導入する

PC

IEで使っているNetTransportがFirefoxでも使えるとわかり導入しようとしましたがこれには悪戦苦闘しました。NetTransportを使うにはFlashGotという拡張ツールを新たに入れる必要があることが分かり、まずこれをダウンロード。楽勝かと思いきやここからが大変…

ボブ・ウッドワード「攻撃計画」

この著者の作品の魅力は、会話の生々しさが本当にその場にいたかのように再現されているところでしょう。この本は2004年の大統領選挙の前に発表されるということで、当初はホワイトハウスやブッシュ陣営も警戒していたようです。大量破壊兵器が発見されなか…

プレゼントキャンペーン

早速ですが 「ブラザーのレーザープリンタ「HL-2040」欲しい!」 モノクロですが文章を印刷する分には最適でしょう。

村上春樹「1973年のピンボール」

三部作の一部というわけで、「風の歌を聴け」にも登場した<僕>と<鼠>が登場します。ただ流されるままの生活を送っているように見える登場人物たちですが、それでも内心ではさまざまな葛藤を抱えている様子が描かれます。ピンボールはそんな<僕>の数少…

一太郎

PC

買ってしまいました。絶対必要というわけでもないのですが。ATOKが付いてるからと言い訳してみる。

雫井脩介「火の粉」

被害者の家族の執念が実るのか、あるいは彼らの怨恨、妄想なのか。やけに鋭い推理や昔の友人の登場などで都合がよすぎるところもありますが、一気に読ませるところはさすがです。老人介護や幼児虐待などもからめて各人の本音や心理が明らかにされていくさま…

阿刀田高「旧約聖書を知っていますか」

旧約聖書の内容がわかりやすく説明されています。それはイスラエル人の歴史でもあります。イスラエルの印象として、「なぜパレスチナ人とそこまで対立しなければならないのか、少しは妥協すればいいのに」といった考えがありますが、この本を読んでそれが彼…

カミュ「異邦人」

主人公ムルソーの法廷での達観したようなものの見方が面白い。 「被告席の腰掛の上でさえも、自分についての話を聞くのは、やっぱり興味深いものだ。検事と私の弁護士の弁論の間、大いに私について語られた、恐らく私の犯罪よりも、私自身について語られた、…

義経関連本

義経伝説をゆく―京から奥州へ作者: 京都新聞出版センター出版社/メーカー: 京都新聞出版センター発売日: 2004/07メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る義経に関する本はたくさん出ていますが、この本はお勧めです。写真や挿絵、…

時の流れ

阪神淡路大震災(1995/1/17)から10年がたちました。ということは地下鉄サリン事件(1995/3/20)からも10年がたつということです。そして今年は戦後60年でもあります。あの地震、あの事件があってからすでに戦後の6分の1もの時間が過ぎたのだと思う…

大河ドラマ「義経」

ドラマとは関係ないんですけど、はてなのキーワードを発想した人ってすごいですね(いまさらですが)。テレビを見ていて「他の人はどう思ったかな?」と感じることって結構あるんですよね。そんなときに、はてなのキーワードですよ。キーワードを含む日記を…

ヘミングウェイ「日はまた昇る」

実は岩波版で読んだんですけど、新訳が出ているようなので新潮版の文庫本を紹介します。この本は出版当時大変な話題を呼んだようで、ロストジェネレーションと呼ばれた世代の生き方がこのように描かれることもそれまではなかったようです。酒と女などの享楽…

初詣

川崎大師に初詣に行ってきました。毎年大変な人出ですが初詣に行ったという実感を得るにはいい所です。明治神宮ほど巨大ではないし(ここは皇居みたいにすっきりしすぎてる)、門前には露店もたくさん出ていて楽しめます。あと川崎駅周辺の繁華街の充実ぶり…

阿刀田高「新約聖書を知っていますか」

この本のエピローグにも書かれていますが、欧米の文化に触れるとき聖書の知識は欠かせないものです。イエスとその弟子たちの人となりから聖書の構成まで、作者の推理を交えながらの文章は読みやすく、キリスト教初級者の取っ掛かりとしてとてもよかったです。…