2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

吉川幸次郎、三好達治「新唐詩選」

漢詩の入門書として手元に置いておく意味で買いました。古い本ですが和訳も読みやすく、一部英訳も載っていて満足度は高いと思います。

マウスの基本的使い方

PC

Firefoxでのマウスの基本的使い方を勉強しました。 Shift+左クリックでリンクを新しいウィンドウに開く Ctrl+左クリックでリンクを新しいタブ(Background)に開く Ctrl+Shift+左クリックでリンクを新しいタブ(Foreground)に開く キーボードを使った操作も…

福井晴敏「川の深さは」

組織(警察であったり自衛隊であったり)の中で苦悩する個人を描いている冒険小説とでも言うのでしょうか。この小説では最近の動静を取り込みつつも、やはり読みどころは人間ドラマにあります。その当事者にバカにされないように特殊な舞台をリアリティを持…

井波律子「故事成句でたどる楽しい中国史」

本屋で中国の歴史物をあれこれ物色していたところこの本が目にとまったので読んでみました。ジュニア新書とありますがなかなかどうして読み応えがあります。後半は駆け足気味(といっても唐の時代ぐらいから)ですが、これは作者も書いているように時代が下…

吉川英治「三国志」

吉川英治の作品では「宮本武蔵」を読んだことがありましたが、今回とうとう「三国志」を読み終わりました。古代中国・三国時代のおよそ50年間の話ですが、次々と展開する挿話の数々を読むと、これが100年にも満たない期間に起きたこととはとても思えま…

石は投げた人に向かう

今日の日経新聞一面に掲載されている田勢康弘氏のコラムの表題です。新聞記事にありがちな大所高所からの物言いではなく、一般人の常識的な気持ちが率直に書かれています。大半の日本人は書かれている内容に共感を感じるのではないでしょうか。一読をおすす…

新田次郎「アラスカ物語」

主人公の晩年の境遇に悲しさは感じますが、なんと数奇な人生。日本の歴史には登場しない人物だけに知名度は高くはないと思いますが、偉人と呼ぶにふさわしいと思います。それにしても伝記物ははまると止まりませんね。